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【写真：Getty Images】

福井太智が現在の心境を語る

　プリメイラ・リーガ（ポルトガル1部）のFCアロウカに所属する福井太智が、ポルトガルの地でプレーする充実ぶりを語った。ポルトガルメディア『A BOLA』が、同クラブが福井に行ったインタビューの内容を引用して伝えている。20歳のMFは、「本当に来て良かった」と語っている。

　昨夏にバイエルン・ミュンヘンからアロウカにレンタル移籍した福井。今冬にはアロウカが買取オプションを行使し、完全移籍へと切り替わった。ポルトガルで経験を積むMFは、ここまでリーグ戦26試合を終えたクラブで23試合でプレー。その内18試合でスタメンでプレーしている。

　リーグ13位に位置しているクラブで主力としてプレーしている福井は「アロウカは良い選手を揃えていて、質の高いサッカーを展開していると感じた。ここに来ることで、私のキャリアをさらに進展させることができると思ったし、本当に来てよかったと思っている」と語った。

　続けて「私は自分のプレースタイルが成熟しており、より成長した選手になったとも感じている。クラブも私の成長に満足してくれていて、マネジメント、テクニカルスタッフ、チームメイトからのサポートに感謝している」と自身の成長とクラブのサポートに満足感を示した。

　最後に福井は、「残りの試合では、できるだけ多くのゴールやアシストに関与したい」と今季の残された試合への意気込みを口にし、「この成長を維持し、バスコ・セアブラ監督の下で先発メンバーでプレーし続けられるように努力したい。他の選手と同じように、私が望むのはそれだけだ」と力強く話している。