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【写真:Getty Images】
日本の成績を英メディアが予想
サッカー日本代表は20日、FIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選(3次予選)でバーレーン代表と対戦し、2-0で勝利した。この結果、開催国を除き世界最速のW杯本大会出場が確定している。英サッカー専門メディア『FourFourTwo』は、来夏の本大会における日本の成績を予想していた。
W杯本戦進出をかけて、ホームの埼玉スタジアム2002にバーレーン代表を迎えた日本。前半からボールを支配して優位に試合を進めると、66分に途中出場の鎌田大地がゴールを決めて先制。さらに試合終盤には、久保建英が角度のないところからのシュートをネットに突き刺し、2-0で試合終了のホイッスルを迎えている。この試合の結果、日本は世界最速となる8大会連続8度目のW杯出場を決めた。
同メディアは、「日本は26年W杯出場権を獲得した最初のチームとなったが、来夏の本大会で成功する可能性は低いのだろうか」と述べた上で、日本の現在地について次のように言及していた。
「サムライブルーはアジア予選を楽々と突破し、森保一監督は2度目の本大会を率いることになる。日本の選手人材の増加は、(本大会での成績に)改善への希望を与えるだろう。日本は初めてワールドカップに出場してから、グループリーグ敗退とベスト16敗退を定期的に繰り返している。現在では、日本人選手は世界中で活躍するようになり、Jリーグからも国際レベルの選手が定期的に出てくるようになった。そんな中で、森保監督の挑戦はさらに先へと進むことだ」
また、「早くも予選突破を果たしたのは驚きではない」と述べつつ、「監督が選んだメンバーは実力と経験にあふれている。遠藤航、三笘薫、菅原由勢、鎌田大地はプレミアリーグでプレーしている。リーズ(イングランド2部)の田中碧も彼らに遅れをとることはないだろう。その他のイレブンも、スペインやイタリア、ドイツ、フランスでプレーしている」と、多くの選手がヨーロッパのトップリーグで活躍していることを強調。
そして、「日本のトップ選手たちはチャンピオンズリーグの常連であり、最高レベルのゲームで本物の経験を積んでいる。またこれまでの日本代表監督が手にしたことのない、豊富な選択肢がある。人材はまだまだおり、この国の次の天井を破る選手はこれから現れると言えるだろう。日本にとって次に乗り越えなければいけない壁は、次のW杯ベスト16だ」と日本の成長を高く評価していた。
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