3位:伊藤洋輝(いとう・ひろき)
生年月日:1999年5月12日
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
日本代表通算成績:20試合1得点2アシスト
市場価値:3000万ユーロ(約48億円)
栄えある市場価値ランキングトップ3入りを果たしたのは、バイエルン・ミュンヘンに所属する伊藤洋輝だ。
現在25歳の伊藤は、2021年夏にジュビロ磐田からシュトゥットガルトに期限付き移籍。翌年には完全移籍に切り替わった。加入当初(2021年7月)の市場価値は55万ユーロ(約8800万円)だったが、そこから約1年後(2022年11月)には550万ユーロ(約8.8億円)まで急上昇するなど驚異的な成長を見せ、その後も順調に評価を高めていく。
シュトゥットガルト在籍3年目となる昨季は、レギュラーとしてリーグ戦26試合に出場。チームの2位躍進に貢献し、その市場価値は自己最高額となる3000万ユーロ(約48億円)にまで達した。伊藤がサッカー界では貴重な左利きであることに加え、年齢も25歳と若く、センターバックとサイドバックの両方でプレーできることが評価額に大きな影響を与えているはずだ。
ブンデスリーガで自身の評価を確立した伊藤は、今季からリーグの盟主バイエルンでプレーしている。2024年7月に行われたプレシーズンマッチで中足骨を骨折し、加入後いきなり長期離脱を強いられたが、今年2月に戦列復帰。ようやく赤いユニフォームを着てピッチに立っている。ここから再出発だ。