サッカー日本代表 最新ニュース
サッカー日本代表は20日、日本史上最速で8大会連続となるワールドカップ(W杯)本大会出場を決めた。サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、歴代最強とも言われる現在の日本代表選手(最新メンバー)たちの市場価値をランキング形式で紹介する。
※市場価値やスタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。市場価値が同額だった場合はサイトの表記に準じて順位付けする。情報はすべて3月21日時点。
10位:菅原由勢(すがわら・ゆきなり)
生年月日:2000年6月28日(24歳)
所属クラブ:サウサンプトン(イングランド)
日本代表通算成績:14試合2得点1アシスト
市場価値:1200万ユーロ(約19.2億円)
DF菅原由勢がランキングトップ10入りを果たした。欧州サッカー最高峰とも言われるプレミアリーグで戦う菅原の市場価値は、120万ユーロ(約19.2億円)となっている。
現在24歳の菅原は、名古屋グランパスを経て2019年にオランダへ渡った。初めての海外挑戦先となったAZアルクマールでは、加入1年目からエールディビジ(オランダ1部)16試合に出場。その活躍が認められ、見事に2年目からの完全移籍を掴み取った。
2年目は25試合、3年目は33試合と徐々にリーグ戦の出番を増やし、4年目の2022/23シーズンにはリーグ戦31試合に出場し3ゴール8アシストと持ち前のチャンスメイク力を存分に発揮した。
昨季も引き続きインパクトを放ち、リーグ戦30試合で4ゴール7アシストの好成績を残している。最終的にAZには5シーズン在籍し、公式戦通算198試合に出場した。
オランダで評価を高めた右サイドバックは、2024年夏にサウサンプトンにステップアップ。しかし、開幕から降格圏に低迷しているチームにおいて、菅原自身もなかなか思うようなパフォーマンスを出せず、直近ではベンチスタートとなることも多い。
日本代表には、FIFAワールドカップ(W杯)・カタール大会以降、コンスタントに招集されているが、最近の活動では出場機会が減少し、ベンチを温める試合が続いている。3バック採用によって本職であるサイドバックのポジションが消滅したことが要因だ。
クラブでも代表チームでも、順風満帆な日々を過ごせているとは言えない。次回の市場価値アップデートでは、下落も覚悟だろう。