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「戦術も戦略もない」80位のオマーンに引き分けた韓国代表、現地メディアは指揮官を痛烈批判「心配すべきなのは…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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韓国代表

【写真:Getty Images】

指揮官を批判

 韓国代表は20日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)でオマーン代表と対戦し、1-1の引き分けに終わった。韓国メディア『オーマイニュース』は現地時間21日に、オマーン代表と引き分けに終わった韓国代表の抱える問題と現状について伝えている。

 

 ホームにオマーン代表を迎えた韓国代表は、FWファン・ヒチャンのゴールで先制。しかし、試合終了間際に痛恨の同点弾を献上してしまうと、その後勝ち越しゴールを奪えずに、1-1で試合終了を迎えている。

 同メディアは、「FIFAランキング80位のオマーンに戦略・戦術もない引き分け」と前置きし、韓国代表について次のように言及していた。

「アジア3次予選のグループ抽選当時、韓国は歴代最高の『幸運の組』になったと喜んだ。しかし、3次予選が終わりを迎えている3月、韓国の現実は『蜂蜜の組』の利点を活かせずにギリギリの戦いを続けている。4勝3分でB組TOPは守ったが、2位、3位とはわずか3ポイント差だ。次のヨルダン戦で敗北すれば、3位まで転落する可能性もある」

 また、「ホン・ミョンボ監督の戦術と試合運営をめぐる責任も重い」と述べつつ、「どのチームであっても、主軸が不振または怪我をすればチーム戦力が低下するのは同じだ。サッカーで常にすべての選手を最高の戦力で維持し、試合に取り組むのは珍しい。しかし、有能な監督たちは、与えられた状況に応じて不利な条件でも何とか代替案を生み出します」と、キム・ミンジェなどの主力の負傷というアクシデントはあっても、柔軟に対応できない指揮官の問題を指摘している。

 そして、「実際のところ心配すべきなのは予選を通過できるかではなく、本戦での競争力があるかだ。今回のW杯からアジアの出場国枠は8.5に増えた。少なくとも4位以下に落ちて、W杯に出られない可能性はほとんどない。ヨルダン戦を初めとする残りの予選3試合で、監督は果たして世論の否定的な評価を跳ね返すことができるだろうか」と、本戦に向けた不安を語っていた。

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