サッカー日本代表 最新ニュース
板倉滉が意識していたこととは?
サッカー日本代表は20日、FIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選(3次予選)、グループリーグ第7節でバーレーン代表を2-0で下し、8大会連続8度目のW杯出場を決めた。この試合で3バックの真ん中を務め、DFラインを統率した板倉滉が「ゼロで終われてよかった」と安堵の表情を浮かべた。
負傷者が相次いだDF陣。今回の一戦では、右から瀬古歩夢、板倉、伊藤洋輝が並び、最終予選初めての組み合わせに。板倉は「今までのメンタル面のところで変わらず入ること。最終予選の難しさっていうところは自分が経験してる分、基本に忠実に。自分が持ってる情報っていうのを周りに発信しながら、コミュニケーションを多く取ってやろうということは心がけて入った」と平常心を意識して臨んでいたことを明かした。
それでも、前半は相手のプレスに手を焼き、苦労したことについては「試合に入って、すぐに難しい戦いだなって感じたし、なかなか自分たちの思う通りには行っていなかった。ただ、全員が集中した結果、前半をゼロで終えられたことが本当に大事だったと思うし、ゼロで押さえられれば負けないのは当たり前のことだけど、本当にそこにはこだわってやっていた。こういう試合だからこそ、それができたのは良かったと思う」と28歳のDFは語った。
最終予選ここまで全7試合でスタメンでピッチに立った板倉は、「数字だけ見たら大勝。もちろんそれはいいことだけど、自分の中で簡単な試合っていうのは一個もなかった」と振り返り、本大会までには「(ゲームを読む力を)もっとつけていかないといけない」と述べた。
(取材:加藤健一 文・構成:編集部)
【関連記事】
英国人が見たバーレーン戦「おめでとう!」「日本はサッカー大国」「久保建英は本当に…」
どこよりも早い! サッカー日本代表、2026年W杯メンバー予想
【順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選
【了】