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主力CBの負傷でバイエルンを批判した韓国代表監督。ドイツメディアが痛烈カウンター「そもそも代表監督になるべきではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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オマーン戦ドローの韓国代表

【写真:Getty Images】

韓国代表指揮官を痛烈批判

 韓国代表は20日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)でオマーン代表と対戦し、1-1の引き分けに終わった。ドイツメディア『BAVARIAN FOOTBALL WORKS』は現地時間20日に、韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督について厳しい評価を下している。

 

 ブンデスリーガの名門バイエルン・ミュンヘンに所属しており、韓国代表では最終ラインの中心に君臨するDFキム・ミンジェ。しかし、同選手は、怪我の影響で今回のアジア最終予選には召集されていない。

 ホン・ミョンボ監督は韓国の頼れるCBが負傷したことについて、「バイエルンはケガ予防の観点から選手を保護していなかった。結果的に私たちは重要な日程で重要な選手を欠いて試合に臨まなければならない」と、バイエルンを批判するコメントを残していた。

 このコメントに対して同メディアは、「代表監督がベスト選手を起用できないことに腹を立てるのは理解できる。しかし、文句を言う権利はない」と前置きし、同選手の怪我の経緯について次のように言及していた。

「彼のアキレス腱の問題は昨年10月まで遡る。本人が痛みをこらえてプレーしていると何度も報告し、コメントしていた。しかしそれにもかかわらず、キムを代表チームに招集し続け、何千マイルもの距離と何時間ものフライト、そして彼の身体へさらなるストレスを加えたのはホン監督だ。韓国は、(出場国が増えたアジア最終予選の)現形式では最も簡単な予選グループにいる。韓国がキムなしでオマーン、イラク、パレスチナのような国に勝てないのなら、ワールドカップに行く資格などない」

 さらに、「実際のところ、ホン・ミョンボ監督はそもそも韓国代表監督になるべきではなかった」と述べた上で、「ユルゲン・クリンスマンの悲惨な任期の後、韓国は監督選任で右往左往する羽目になった。そして、より実績のある候補者を選ぶ代わりに、大韓サッカー協会会長率いる韓国サッカー連盟の疑わしい意思決定者たちは、自分たちの言うことに耳を傾け、自分たちの多くのミスに目をつぶってくれる、また別の『イエスマン』が必要だと決めた」と、指揮官を選ぶ過程で問題があった経緯を指摘。

 そして、「綿密な(代表監督の)選考プロセスではなく、パン屋での非公式な会話の後に、蔚山ファン全員を裏切り、(ホン監督を)代表チームに送り込んだ」と言葉を続け、「要するに、ホン監督は、疑わしい大韓サッカー協会の多くのメンバーの一人に過ぎず、代表チームの選手を自分のことのように話す資格などなく、ましてや彼らが所属するクラブについて話す資格などない。指揮官には、自分の言葉を裏付けるような実績があるわけではないのだ」と、バイエルンに苦言を呈した韓国代表指揮官を、痛烈に批判していた。

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