海外日本人選手　最新ニュース

【写真：Getty Images】

フランスから去るのか？

　今冬の移籍市場で、スコットランドのセルティックからフランス・リーグアンのレンヌに移籍したFW古橋亨梧。しかし、すでにレンヌは今夏の移籍市場で古橋を放出する意向のようだ。フランスメディア『FOOT-Sur7』が、レンヌで苦しむ古橋について報じている。

　今冬にセルティックからレンヌに加入した古橋。しかし、レンヌに合流するとすぐに古橋の加入を望んでいたホルヘ・サンパオリ元監督が解任されてしまう。新たにハビブ・ベイェ監督が就任し新体制がスタートしたチームの中で、古橋は良いパフォーマンスを見せられず、ここまでリーグ戦わずか4試合しか出場できていない状況だ。

　同メディアは、「日本のストライカー古橋は、納得のいくパフォーマンスとは言えなかったため、レンヌから追い出される。すでに新戦力も見つけた」と前置きし、「レンヌでの冒険が失敗に終わったため、古橋が長く留まることはないだろう。冬に移籍した後、この日本人ストライカーは、チームを説得するのに苦労している」と、退団に近づいている状況だと指摘している。

　さらに、「このような状況であれば、日本人選手がわずか数か月で去ったとしても不思議ではない。レンヌの新監督ハビブ・ベイェも、来夏の移籍期間中に、より優秀な選手を獲得して攻撃力を強化することを決めているそのため、古橋は今シーズン終了後にレンヌを離れ、他のクラブで新たなキャリアをスタートさせる必要がある」と、クラブはすでに新戦力獲得に目を向けていること、古橋には退団の道しか残されていないことを強調していた。