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「長友さんが何度も何度も目指す気持ちが…」 サッカー日本代表DF伊藤洋輝が語るW杯の価値とは?【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Getty Images

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伊藤洋輝
【写真:Getty Images】

伊藤洋輝が先制点と起点となったパスと本大会の価値を語る

 サッカー日本代表は20日、FIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選(3次予選)、グループリーグ第7節でバーレーン代表を2-0で下し、8大会連続8度目のW杯出場を決めた。この試合でフル出場を果たしたDF伊藤洋輝が、先制点につながった自身のクサビのパスを振り返りつつ、W杯の価値について語っている。

 3バックの左で先発した伊藤。前半は相手のプレスに手を焼き、パスの出しどころを探るシーンが散見され、効果的な配球はできていなかった。それでも66分、最前線の上田に鋭い縦パスを供給し、鎌田大地が記録した先制点の起点に。25歳の左利きのDFは「ビルドアップのミスもあったが、うまく前を覗けたタイミングで、綺世も動き出してくれたから、いいボールが入ってよかった」と振り返った。さらに「挟まれてたから一か八かなところもあった」と明かし、「中盤の選手も戻ってきてたし、自分が持ち出して取られるよりは、パスが引っかかったほうがまだ良いかなと思った」とリスクを伴ったパスだったと説明した。

 そんな得点に繋がるパスを出した伊藤は、今回の一戦が最終予選初出場。本選への切符を獲得したことには「まだあんまり実感は湧いていない」という。本大会については「世界的に見ても一番大きな大会だと思うし、誰もが目指してる舞台。まず選手として、そこの舞台にもう一度立ちたい。前回悔しい思いをした身として、長友(佑都)さんが何度も何度も目指す気持ちもやっぱりわかる。そういう舞台だと思うんで、あと一年以上あるが、しっかり最終予選残り3試合も含めて、無駄にならないように、一つ一つ大事にやっていけばいいかなと思う」とバイエルン・ミュンヘンで鎬を削るDFがW杯の価値について語っている。

(取材:加藤健一 文・構成:編集部)

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【了】

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