サッカー日本代表 最新ニュース

【写真:Getty Images】
中国の不安とは?
サッカー日本代表は20日、FIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選(3次予選)でバーレーン代表と対戦し、2-0で勝利した。この結果、開催国を除き世界最速のW杯本大会出場を決めている。中国メディア『SOHU』は21日に、W杯進出を決めた日本について伝えた。
バーレーンをホームに迎えた日本は、66分に途中出場の鎌田大地が久保建英のパスから相手守護神と1対1に。これを見事制して先制する。さらに、87分には久保がダメ押しゴールを決めた。2-0のリードを守り切った日本は、見事8大会連続8度目のW杯出場を決めている。
一方、同日に行われたサウジアラビア代表対中国の試合は、FWリン・リャンミンが前半アディショナルタイムに一発退場となってしまうアクシデントが発生。数的不利に陥ったことも影響して、中国は0-1で敗れている。この試合に敗北したことで、中国は得失点差ではあるものの4位インドネシア、5位バーレーンに次いで最下位に沈んでいる状況だ。
同メディアは、「日本はバーレーンを2-0で破り、3試合前倒しでワールドカップ出場権を獲得した。その実力はすでにアジアで絶対的なトップクラスである。もっとも、早く予選を突破するということは、残り3試合に日本がより気楽な気持ちで臨む可能性を示している。出場メンバーも変わるかもしれない」と日本を賞賛しつつ、第8戦のサウジアラビア、第9戦のオーストラリア、そして第10戦のインドネシアとの試合が消化試合になる可能性を危惧していた。
そして、「予選の状況は中国にとって次第に不利になっている。次の試合では、ホームに戻ってオーストラリアと対戦だ。サウジと2位を争っており、非常に意欲的なチームでもある。次の試合でポイントを獲得できなければ、W杯への直接出場の望みを失うことになる」と中国の厳しい現状を分析しつつ、「現実はあまりにも厳しい。中国が諦めない精神を持ち続け、予選突破の希望をもう少し長く持ち続けてくれることを願う」と、言葉を続けていた。
【関連記事】
英国人が見たバーレーン戦「おめでとう!」「日本はサッカー大国」「久保建英は本当に…」
どこよりも早い! サッカー日本代表、2026年W杯メンバー予想
【順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選
【了】