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日本代表 5日前

化け物揃い!? サッカー日本代表、バーレーン代表戦全選手パフォーマンス査定。文句なしのMVPは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

ミッドフィルダー

久保建英
【写真:田中伸弥】

久保建英(背番号20)
バーレーン代表戦:フル出場
評価:A

 文句なしのMVP。66分の先制点の場面では、中盤に降りてボールを引き出した上田綺世の動きに合わせて裏へと抜け出し、ワンタッチから丁寧なラストパスで鎌田大地の得点をお膳立て。87分の追加点のシーンでは、相手GKの動きを見てニアを打ち抜いた。得点に関与した場面以外でも可能性を感じさせる積極的な仕掛けで相手の脅威に。ビルドアップ時のサポートも素晴らしかった。

鎌田大地(背番号15)
バーレーン代表戦:63分IN
評価:A

 難しいゲームの流れを変えた立役者だ。相手チームの守備によって、試合から消えがちだった南野拓実に代わって63分からピッチに立つと、積極的に動き回ってボールを引き出した。彼の気が利くプレーによって徐々に日本代表はリズムを掴み、66分には裏へ抜け出した久保建英からのラストパスをダイレクトで沈めた。ボールを地面に叩いて浮かせる“エジル式”シュートも話題に。

遠藤航(背番号6)
バーレーン代表戦:フル出場
評価:B

 先制点かと思われた10分のゴールは上田綺世のハンドで取り消しとなってしまったが、緊張感のあるゲームでもキャプテンらしくチームを牽引した。特に光ったのが危機察知能力の高さ。16分にDF瀬古歩夢がバーレーン代表FWマフディ・アルフマイダンと入れ替わられてしまったシーンでは、ボックス内で見事なカバーリングでピンチの芽を摘んだ。

守田英正(背番号5)
バーレーン代表戦:46分OUT
評価:B

 今月10日に約1ヶ月間の負傷離脱から復帰したばかりで、所属するスポルティングCPでもプレータイムが管理されていた中での先発出場。三笘薫への絶妙なスルーパスでチャンスを演出した場面もあったが、コンディションが万全ではない影響か“らしくない“ロストも多かった。前半のみでの交代はリスクを考慮する意味でも妥当だろう。

田中碧(背番号17)
バーレーン代表戦:46分IN
評価:B

 後半開始と同時に守田英正と代わって途中出場。ビルドアップでは球離れの良さで相手のプレスを剥がしつつ、77分の場面を筆頭に、サイドにボールが渡った場面では自らもゴール前に顔を出して攻撃に厚みをもたらした。豊富な運動量も魅力で、29歳の経験豊富なミッドフィルダーの代役を十分に務めたと言って良いだろう。

南野拓実(背番号8)
バーレーン代表戦:63分OUT
評価:C

 中盤のスペースを圧縮してライン間を消してきたバーレーン代表の守備を前に、あまりボールに絡むことができなかった。相手のハイラインの裏に抜け出すアクションは効果的だったが、フィニッシュの局面にはほとんど関与することができず。存在感は希薄だった。

旗手怜央(背番号19)
藤田譲瑠チマ(背番号-)
バーレーン代表戦:出場なし
評価:なし

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