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「当時はサコくんが…」 サッカー日本代表FW上田綺世、前回最終予選からの成長を実感「全く違う状態」【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Getty Images

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上田綺世
【写真:Getty Images】

上田綺世が語る自身の成長とは?

 サッカー日本代表は20日、FIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選(3次予選)、グループリーグ第7節でバーレーン代表を2-0で下し、8大会連続8度目のW杯出場を決めた。この試合で先制点の起点となるなど、ポストプレーが光ったFW上田綺世が、「成長を感じられている」と語っている。

 先発した上田は、鎌田大地の均衡を破るゴールに繋がったポストプレーだけでなく、随所でDFを背負ったままボールを上手くキープし、最前線でタメを作った。得点こそなかったものの、大きな役割を全うしたフェイエノールトのストライカーは「得点できたら一番良かったが、自分が増やしてきた引き出しの中で、チームに貢献することはできたんじゃないかな」とホームでの自身のパフォーマンス振り返った。

 続けて「自分のプレーの幅っていうのは日々、広げようと努力してきた。そういうのは、やっぱり代表とかは、過去と比べやすい対象になる。よりわかりやすく自分の成長を感じられている」と3年前のW杯からの自身の成長ぶりに胸を張った。

 また、前回の最終予選では大迫勇也が最前線で君臨。上田は絶対的な存在ではなく、メンバー落ちをしてもおかしくない状況だった。そこから代表の1トップに定着した26歳のストライカーは、当時の心境を「ギリギリ代表にしがみついてるような状態で、当時はサコくん(大迫勇也)がいたり、なかなか出場機会もなくて、出ても別に特に何かできるわけでもなかった」と明かし、「そのときの状態や感情、プレースタイル、プレーのクオリティーも、そこに比べたら全く違う状態になれている」と手ごたえを口にした。

 それでも「日本がW杯で優勝するってなったら個人個人のレベルアップは絶対に必要だと思う」と述べ、「僕らのステップアップ、レベルアップは必須なんじゃないかな」と大きな目標に向かって、さらなる個のレベルアップの重要性について語っている。

(取材:元川悦子 文・構成:編集部)

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【了】

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