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「ワールドカップでも…」激化するサッカー日本代表のポジション争い。鎌田大地はどう捉えている?【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表MF鎌田大地
【写真:Getty Images】

途中出場から試合を変えた鎌田大地

 サッカー日本代表は20日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)でバーレーン代表とホームで対戦した。引き分け以上で本戦行きが確定するこの試合を、日本が2-0で制す。殊勲の先制ゴールをあげた鎌田大地が、試合後に本戦を見据えたコメントを残した。

 バーレーンの強固な守備をなかなか崩せず、日本は前半をスコアレスで折り返す。後半に入ってもなかなか決定機を作れず、ここまでの最終予選で猛威を振るっていた攻撃力を思うように発揮できなかった。

 この状況を変えたのが、63分からピッチに立った鎌田だ。「ボール保持をあまり良い状態で出来ず、ウインガーの選手に仕掛けさせられなかった。そういう部分がすごい問題だった」と語るゲームメイカーは、自身が中継地点になりながらフィニッシャーの役割も買って出る。

 結果として中央の崩しからネットを揺らし、日本に待望の先制点をもたらした。このあと久保建英にもゴールが生まれ、最終的には複数得点で快勝に至っている。

 鎌田はここまでの最終予選で、7試合のうち3試合でスタメン出場。主力選手であることには間違いないが、スタート時にはベンチに座っていることが多い。この状況に対し、「スタメンの11人っていうよりも、今は交代選手も含めて戦うっていう感じだと思うんです。もちろん全選手スタメンから出たいとは思っているはずですけど、ワールドカップでも途中から出た方が美味しい場合もある」と語り、熾烈なポジション争いにポジティブな見方を示した。

 また、ワールドカップの本戦で良い結果を残すためのキーポイントとして、「今でも十分、世界的に見たら素晴らしい選手がたくさんいると思います」と前置きした上で、「やっぱり選手ひとりひとりの能力が上がれば上がるほど、より自分たちの目標は近づくと思う」と見解を述べた。

 なお、具体的な目標としては、「やっぱり優勝じゃないですか」と言及している。
 
(取材:元川悦子 文・構成:編集部)

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【了】

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