フットボールチャンネル

フォーカス 3日前

どこよりも早い! サッカー日本代表、2026年W杯メンバー予想。優勝を目指して戦うチームはどうなる?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー日本代表 最新ニュース

サッカー日本代表は、20日のFIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選(3次予選)でバーレーン代表と対戦し2-0で勝利。この結果、全世界一番乗りでのW杯本大会出場が決まった。ここから、メンバー生き残りをかけたサバイバルが始まってくるが、果たして大舞台に臨むのは誰になるのか。どこよりも早く、W杯メンバーを予想する。(成績は20日時点)

ゴールキーパー

鈴木彩艶
【写真:Getty Images】

鈴木彩艶(すずき・ざいおん)
生年月日:2002年8月21日
所属クラブ:パルマ(イタリア)
日本代表通算成績:17試合10失点

 森保一監督からの信頼度を鑑みると、鈴木彩艶のワールドカップ(W杯)メンバー入りは「当確」と言える。おそらくは正守護神として大舞台に立つことになるはずだ。

 192cmと長身の鈴木は、リーチの長さを活かした守備範囲の広さが売り。抜群の反射神経を持ち合わせているため、失点してもおかしくない場面を神がかり的なセービングで切り抜けることができる。

 2024/25シーズンに加入したパルマでは、開幕からレギュラーの座を確保。“守備の国”イタリアでの経験が血肉となり、鈴木は一回りも二回りも成長している。

 一方、不用意な飛び出しをはじめとする判断ミスがいまだ散見されるのは今後の改善点。AFCアジアカップ2023では不安定なポジショニングやキャッチミスで失点に絡み、多くの批判を浴びた。

 とはいえ、日本代表とパルマで責任ある立場を任され、鈴木が短所を修正しているのも確かだ。森保ジャパンがベスト8以上の高みに到達するためには、この男の躍進が欠かせない。

大迫敬介
【写真:Getty Images】

大迫敬介(おおさこ・けいすけ)
生年月日:1999年7月28日
所属クラブ:サンフレッチェ広島
日本代表通算成績:8試合6失点

 森保一監督の“秘蔵っ子”である大迫敬介も、問題なくワールドカップ(W杯)メンバーに選ばれるだろう。2019年に日本代表へ初選出されてから、大迫は指揮官から厚い信頼を得続けている。

 大迫の魅力は、若さに似合わぬ落ち着きと安定感あるセービングだ。ピンチと見るや鋭い出足でシュートストップしてしまうシーンは、サンフレッチェ広島ファンからすれば見慣れた光景かもしれない。

 2018シーズンのトップチーム昇格以降、着実に成長を遂げている大迫は広島の絶対的守護神としての地位を確立。2024シーズンは栄光の背番号「1」を受け継ぎ、J1リーグでは自身初の全試合フルタイム出場を果たした。

 おそらく森保ジャパンの正守護神は鈴木彩艶になるだろう。だが、大迫はただのバックアッパーではなく“いつでも正ゴールキーパー(GK)になれる存在”に位置付けられるはずだ。

 他のGK陣にない魅力を多数兼ね備える男は、来るべき瞬間に備えて着々と準備を整えている。

谷晃生
【写真:Getty Images】

谷晃生(たに・こうせい)
生年月日:2000年11月22日
所属クラブ:FC町田ゼルビア
日本代表通算成績:2試合0失点

 東京オリンピック(五輪)での躍進、カタールワールドカップ(W杯)の落選を経て、谷晃生は1年後の大舞台に参加する権利を勝ち取るだろう。

 元バレーボール選手の母を持つ谷は、187cmの恵まれた体格を活かしたハイボール対応に強みがあるゴールキーパー(GK)だ。

 2024シーズンは期限付き移籍で加入したFC町田ゼルビアで正守護神として活躍。J1リーグでは、出場停止のために欠場した1試合を除く37試合に先発出場し、クラブ史上初のJ1で3位と大躍進したチームを最後方から支えた。

 現実的には第3GKとしての参加になるだろうが、町田で結果を出している谷のW杯行きは可能性が高そうだ。

 なお、余談ではあるが、谷は2018年のブラジル遠征でロドリゴ(現:レアル・マドリード)擁するU-19ブラジル代表を完封。全年代を通してブラジル代表戦を無失点で切り抜けた日本人GKは“マイアミの奇跡”の時の川口能活と谷だけである。

W杯最終予選をDMM×DAZNホーダイで観る


【次ページ】センターバック

1 2 3 4 5 6

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!