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殊勲の先制弾をあげた鎌田大地
サッカー日本代表は20日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)でバーレーン代表とホームで対戦した。勝てば本戦出場の切符を世界最速で獲得する日本は、この重要な一戦に2-0で勝利。殊勲の先制弾をあげた鎌田大地が試合後のフラッシュインタビューに応じた。
バーレーンの鬼気迫る守備に苦しんだ日本は、良い形でフィニッシュに繋げられず、65分を回るまで決定機を作れなかった。自陣前を5バックで固める相手に、持ち前の攻撃力を発揮しきれず。堂安律と三笘薫の両翼も沈黙を強いられた。
しかし66分、久保建英のパスに鎌田が抜け出すと、ボールの上を叩いて浮かす技ありシュートでネットを揺らす。途中出場から優れたテクニックとインテリジェンスを見せ、チームの勝利に大きく貢献した。このあとも久保が追加点をあげ、最終的には日本の快勝という結果に終わった。
鎌田はピッチの外から見ていた前半の感想として、「バーレーンがすごくいい守備をしてきた。前線にも余裕を持ってプレーできる選手がいて、難しい試合だなと思ってました」と振り返る。
また、自身が投入されたときのプレービジョンとして「まずはチームとしてやらないといけない守備の部分を意識しました」と語り、その上で「なかなかボールを繋げられてなかったので、自分がチームの中継地点としてスムーズに供給できるように動ければと考えてました」と明かした。
得点シーンについては、「アヤセ(=上田綺世)が持ったときに(自分は)裏に走ってて、タケ(=久保建英)もそのタイミングで上手く抜け出してくれた」と述べ、ゴールに絡んだ選手たちへ称賛の言葉を送った。
世界最速でW杯出場を決めたことを聞かれると、「こんなにスムーズに行けるとは思ってなかった。チームとして努力してきたことの賜物だと思います。ふつうじゃないことはみんな分かってるし、前回大会(カタールW杯)のときはすごく苦労したので、その分いまはほっとしています」と安堵の表情を浮かべた。
殊勲のスコアラーは、最後にサポーターに向けて「いつも自分たちが難しいときでも素晴らしい応援をしてくださって本当にありがとうございます。ファンの皆さんのためにプレーしたい」と感謝の思いを伝えた。
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