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「後半はそこを修正できた」サッカー日本代表エース・上田綺世が振り返る正念場「色んな形で…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表FW上田綺世
【写真:Getty Images】

攻撃の起点を作り続けた上田綺世

 サッカー日本代表は20日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)でバーレーン代表とホームで対戦した。勝てば史上最速でW杯行きが決まる重要な一戦に、日本は2-0で勝利。本戦への出場権を掴み取った直後、要所で違いを見せた上田綺世がフラッシュインタビューに答えた。

 この試合が行われる前まで、2026年のW杯へ出場を確定させていたのはカナダ代表、アメリカ代表、メキシコ代表の3か国のみ。大会ホスト国を除き、日本が世界最速で北米行きのチケットを獲得した。

 バーレーンの強固な守りを攻略できず、前半はスコアレス。先制したかと思われた遠藤航のゴールは、VARを介して取り消された。後半に入ってもなかなか糸口を見つけられず、ネットを揺らせずに時間が過ぎていった。

 すると66分に途中出場の鎌田大地が、87分に久保建英がゴールを決める。得点への直接関与はなかったが、ワントップの位置に入った上田も要所要所で輝きを放った。起点となるポストプレーやチャンスメイクなどで出色のクオリティを示した。鎌田の1点目は、縦パスを受けた上田のターンから始まっている。

 無事にW杯出場を決められたことについて、「とりあえず勝ててほっとしてます」と朗らかに胸中を述べた。苦しんだ前半の修正点に関して聞かれると、「バーレーンの陣形を見ながらプレーしました。相手も前半に勢いを持って来てましたし、後半はそこを修正できたんじゃないかなと思います」と振り返る。

 自身のプレーに対しては、「色んな形でチームに貢献できたんじゃないかと思います」と自信をのぞかせた。

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【了】

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