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【写真：Getty Images】

メッシ復帰の”Xデー”はいつなのか…

　バルセロナは、インテル・マイアミに所属するFWリオネル・メッシを近い将来復帰させる可能性があるようだ。37歳になってもなお色褪せない輝きを放つアルゼンチン代表のレジェンドは、キャリアの最晩年に、愛するクラブへの帰還を果たすのだろうか。アメリカメディア『TNT Sports』が現地時間19日に報じた。

　同メディアは、「2004年から2021年までバルセロナで輝きを放っていたメッシだが、涙を流してパリ・サンジェルマンへの移籍を決断した。フランスで過ごした2年間は、アルゼンチン代表での最高な時期（2度のコパ・アメリカ制覇、フィナリッシマ制覇、そしてワールドカップ優勝）と重なっていた。現在はインテル・マイアミでプレーしているが、メッシの抱える郷愁の念が、彼をバルセロナに引きつけるだろう」と、キャリアを振り返りつつ、バルセロナとの物語が再び始まる予感を伝えている。

　そして、「現在、メッシ及びバルセロナのファンに衝撃をもたらす、予想外の噂が持ち上がっている。『TNT Sports』のマキシミリアーノ・グリージョ氏が伝えたところによると、バルセロナは、FIFAワールドカップ2026アメリカ大会の終了後に、メッシを帰還させる意向があるようだ。主な動機としては、その時期に現在建設中の新カンプ・ノウの落成式を行うことが大きい。本来退団すべきではなかった史上最高のアイドルを呼び戻し、クラブの歴史を紡ぐアイコンとして、新時代のチームに帯同させたい考えのようだ」と、復帰を実際に検討していることを報じている。

　さらに、「メッシのバルセロナ復帰は簡単なことではないが、クラブは彼の復帰をじっくりと進めたいと考えている。もし本当に復帰するならば、メッシにもクラブにも様々な条件が課されることになるだろうが、それでもバルセロナは、中長期的にメッシが復帰を検討してもらえるように、策を練っているのだ」と、クラブの姿勢を明らかにしている。果たして稀代のクラックの帰還は実現するのだろうか。