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コラム 7日前

「同じ轍を二度も…」サッカー日本代表と共に守田英正も変わった。苦しんだ1年前を経て「あの後…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

「仮に今回のバーレーンがそういうやり方で来たとしても…」

 一番怖いのは、そのバーレーンがロングボールを蹴ってきた時。日本代表は2024年1〜2月のAFCアジアカップカタール2023でイラク代表とイラン代表に苦杯を喫し、まさかの8強敗退を余儀なくされた。

 あの時も「アジア最強」「優勝候補筆頭」と前評判が高かったが、最後まで修正できずに“脆さ”を露呈した。

 あれから1年3か月で日本代表は本当に強固な集団へと変貌できたのか…。今回はその進化が問われることになる。

「(アジアカップの時は)イランとかもそうでしたけど、『何か事故を起こそう』と体格の強い選手に対して放り込まれたときに、その局面で上回られることがあった。そういうやり方はこの最終予選に入ってからは今のところあまり見られていない。戦い方の違いがあると思います。

 仮に今回のバーレーンがそういうやり方で来たとしても、同じ轍を二度踏まないように準備をしてきたつもりですし、きちんと跳ね返せるだけの強いパワーを持ってのぞみたいと思います」と神妙な面持ちで言うのは、当時最も苦悩した守田英正である。

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