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20日にバーレーン代表戦を迎えるサッカー日本代表は、この試合に勝利すれば無条件でワールドカップ(W杯)の出場が決まる。ここまでの最終予選は5勝1分とグループ首位を独走している日本だが、油断は一切していない。そこには1年前のアジアカップでの苦杯を教訓に変化した日本代表と守田英正の姿があった。(取材・文:元川悦子)
他会場は関係なし。「あくまで我々は勝利を…」
日本代表は1998年フランス大会から2022年カタール大会まで7回連続でワールドカップ(W杯)出場を果たしてきた。
そのうち、ホーム・埼玉スタジアムで勝って切符獲得を決めたのは、過去に2回ある(2014年ブラジル大会の予選と2018年ロシア大会の予選。いずれも相手はオーストラリア代表)。20日のバーレーン代表戦で、8年ぶりの歓喜の瞬間を迎えたいところだ。
先に始まるオーストラリア代表対インドネシア代表戦の結果次第ではドローでもOKとなるが、森保一監督は「シンプルに言うと、情報を入れるつもりはありません。あくまで我々は勝利を目指して戦っていきます」と力強く宣言。「2026年北中米W杯優勝」の大目標に向けて、進化を続けていく覚悟だ。
対戦相手のバーレーンとは昨年9月の最終予選第2戦で戦っていて、5-0で圧勝している。だが、今回の彼らは長期合宿を実施。日本にも1週間前に入って調整を進めている。
今はラマダン中ということで、選手たちのコンディションが不安視されるところだが、ドラガン・タライッチ監督は「こういう時期の試合は慣れている」と強調。敵地で一矢報いる構えだ。