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ペドリが前監督シャビ・エルナンデスとの噂に言及

　バルセロナのスペイン代表MFペドリが、スペインのラジオ局『RAC1』の番組『Tu diràs』のインタビューに応じ、シャビ・エルナンデス前監督と関係が悪化していたのではないかという噂を否定している。スペインメディア『Mundo Deportivo』が現地時間19日、その内容を引用して伝えた。

　ラ・リーガ27試合を終え、19勝3分け5敗という成績で勝ち点「60」を積み上げ、首位に立っているバルセロナ。UEFAチャンピオンズリーグでは順調にベスト8まで駒を進め、コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）でもベスト4まで生き残っている。そんなチームの中心に君臨しているペドリ。今季はすでに42試合に出場し、フル稼働を続けている中、圧倒的なパフォーマンスを披露している。そんな22歳のMFは、昨シーズンまでは負傷が相次いだことで、前監督のシャビ・エルナンデス氏が嫌気を差し、放出候補リストにペドリの名前を加えていたと伝えられていた。

　背番号「8」を纏っているMFは「誰からも売りに出されるとは聞いていないし、ケガの問題は一時的なものだと分かっていた。僕はここに残りたいと思っていたし、シャビとは良い関係を築いている。いつも僕がメディアで彼に皮肉を言っているとされるけど、それは嘘だ。何の問題もない」と噂を一蹴した。

　続けて「今のトレーニングは違うと言うだけで、すぐにシャビの仕事を否定していると思われてしまう。でもそうじゃない。今のチームは躍動感があり、90分間最前線からプレスをかけ続けている。これはフリックがもたらした変化であり、それが違いなんだ」とあくまで指揮官の異なる部分だとを強調した。さらにハンジ・フリック監督については「真剣に取り組むべき時はとても厳格な監督だが、楽しむときや冗談を言うときは、誰よりも率先していると思う」と60歳のドイツ人監督を語っている。