WB:堂安律
生年月日:1998年6月16日(26歳)
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
24/25リーグ戦成績:26試合8ゴール
日本代表通算成績:55試合10ゴール
2024年11月に行われたアウェイの中国代表戦を除き、堂安律は最終予選の5試合でスタメン起用されている。森保一監督が、同選手を右ウイングバックのファーストチョイスと考えていることは間違いなさそうだ。
ピッチに立てばほぼ確実に結果を残す伊東純也はジョーカーとして起用されており、今回のバーレーン戦も同様の働きを期待されると見られる。最終予選6試合で1ゴール6アシストを記録する選手が後半にフレッシュな状態で出てくるのは、相手にとって脅威以外の何ものでもないだろう。
加えて、今季の堂安はブンデスリーガで出色のクオリティを見せている。ここまでの26試合で8ゴール5アシストで、まだシーズン途中ながらキャリアハイの成績を刻んでいるところだ。チーム内の得点ランキングでも暫定トップタイである。
日本への到着もほかの海外組に比べると早かったため、コンディション面でも不安は少ないだろう。今シリーズも日本の10番に期待がかかる。
WB:三笘薫
生年月日:1997年5月20日(27歳)
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
24/25リーグ戦成績:29試合7得点
日本代表通算成績:26試合8得点
最終予選が始まって以降、三笘薫は左ウイングバックとして攻撃を牽引している。2024年11月に行われたアウェイの中国代表戦以外の5試合でスタメン起用されており、チームの信頼を完全に勝ち取っている。中国戦は疲労を考慮したローテーションと見るほうが自然だろう。
また、三笘の貢献は攻撃だけにとどまらず、守備面にも及んでいる。同年10月に行われたアウェイ・サウジアラビア代表戦では日本が押し込まれる展開も見られた。しかしこのアタッカーは、サイドの攻防でも強さを発揮。相手のフィジカルに物怖じせず、高いインテンシティで上下運動を繰り返した。
今回のバーレーンも中東勢であることから、同様に高いフィジカルで日本の守備を攻略しようと試みるかもしれない。前回の対戦では日本が5-0で勝利したが、引き続きロングボール主体で挑んでくると仮定した場合、三笘の強度は重要である。