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【写真：Getty Images】

冨安は放出すべき？

　プレミアリーグのアーセナルは、新たなスポーツダイレクター（SD）にアンドレア・ベルタ氏を迎えることが決定的となったようだ。アーセナル専門メディア『ARSENAL INSIDER』は、新SDが放出すべき5人の選手の名前をあげており、その中にはサッカー日本代表DF冨安健洋の名前もあった。

　近年の移籍市場においては、ミケル・アルテタ監督とエドゥ前SDが中心となって選手を獲得しながら着実に成長してきたアーセナル。もっとも、昨年11月にエドゥ氏の退任を発表しており、後釜が誰になるのか注目されていた。そして、米メディア『The Athletic』によると、1月にアトレティコ・マドリードを退団したベルタ氏のSD就任で合意に達したことを伝えている。

　この報道を受けて『ARSENAL INSIDER』は、「ベルダ氏は今夏に放出すべき5人の選手をすでに把握している」と述べた上で、クラブが売却すべき選手の名前をあげていた。

　名前があがっていたのはDFヤクブ・キヴィオル、DFオレクサンドル・ジンチェンコ、契約満了が迫っているMFトーマス・パルティ、MFジョルジーニョ、そして冨安だ。

　日本代表DFについては、「冨安健洋はアーセナルのファンのお気に入りだ。この日本代表選手は驚異的な選手であり、バックラインのどこでもプレーできる」と能力の高さについては認めつつも、「コンディションが良ければ」という点を強調していた。

　そして、「アーセナルでは怪我が彼にとって本当に厳しいものとなっている。右サイドバックにはユリエン・ティンバーとベン・ホワイトがいるので、冨安を移籍させるのが最善の決断だろう」と、やはり負傷離脱の多さを理由として、今夏にでも放出すべきであると主張している。