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【写真：Getty Images】

遠藤の去就はどうなるのか

　イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する、サッカー日本代表MF遠藤航にプレミアリーグのクラブが関心を示しているようだ。英メディア『FOOTBALLWHISPERS』は現地時間18日に、フラムとウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC（ウルブス）が今夏の移籍市場で遠藤獲得に動く可能性があると伝えている。

　シーズン序盤は、アルネ・スロット新監督の元でなかなか出場機会を得られなかった遠藤。しかし、シーズンが経過するにつれて指揮官の信頼を得ると、守備固めとして試合終盤に投入され、チームの勝利に貢献する姿が現地でも高く評価されている。

　もっとも先発出場の機会はほとんどなく、プレータイムの確保などを考えて今夏の移籍市場で移籍を考えてもおかしくはない状況だ。同メディアは、「フラムが遠藤航の獲得について、リバプールと接触したことが報じられている」と述べた上で、遠藤の移籍可能性について次のように言及していた。

「遠藤はわずか1200万ポンド（約22億円）で獲得できると噂されている。日本代表のキャプテンは、中盤で精力的にプレーして、ボールをうまくコントロールすることも可能だ。ヨーロッパの大会出場権獲得を目指すフラムにとっては、遠藤はチームに貴重な厚みと経験をもたらす可能性がある」

　フラムは、今冬の移籍市場でも遠藤の獲得に関心を示していると噂が持ち上がっていた。ただし遠藤に興味を示しているのはフラムだけではなく、ウルブスも狙っていると同メディアは報じている。

　29試合を消化して2位のアーセナルとは12ポイント差をつけて首位を独走しているリバプール。リーグ優勝というタイトルを手にした後に、出場機会を求めて遠藤が移籍を決断するのか。今夏の移籍市場で注目のポイントとなりそうだ。