6位:インドネシア代表

【写真:Getty Images】
総市場価値:3653万ユーロ(約58億4480万円)
最も市場価値の高い選手:ミーズ・ヒルハース(900万ユーロ/約14億4000万円)
市場価値ランキング6位にランクインしたのは、インドネシア代表だ。同代表の総市場価値は3653万ユーロ(約58億4480万円)となっている。
もともとオランダの植民地だったこともあり、近年オランダにルーツを持つ選手のインドネシアへの帰化が急増している。NECナイメヘンやトゥエンテなどのエールディビジ所属選手を中心に、多くの選手が欧州リーグで活躍している。
今シリーズでも、インテルでの出場経験を持つ元U-21イタリア代表GKのエミル・アウデロを招集。多くの「補強」に成功し、代表全体の市場価値は昨年11月の2453万ユーロ(約39億2480万円)から約19億円も上昇している。
1月には、往年のサッカーファンにとって大きなサプライズもあった。現役時代バルセロナで得点を量産したオランダ屈指のアタッカーであるパトリック・クライファートがインドネシア代表監督に就任したのだ。指導者としては経験が浅いものの、同代表に勝者のスピリットを植え付けるのにうってつけな存在といえるだろう。
インドネシアはアジアの中でもサッカー熱が異様に高い国である。力を入れた強化政策が成功すれば、インドネシアのサッカーはいずれ日本の脅威となるに違いない。