7位:サウジアラビア代表

【写真:Getty Images】
総市場価値:3065万ユーロ(約49億400万円)
最も市場価値の高い選手:フィラース・アル=ブライカーン(500万ユーロ/約8億円)
アジアの代表市場価値ランキング7位にはサウジアラビア代表がランクインした。同代表の市場価値は3065万ユーロ(約49億400万円)となっている。
サウジアラビア代表で最も市場価値が高い選手はフィラース・アル=ブライカーン(500万ユーロ/約8億円)で、イヴァン・トニーやロベルト・フィルミーノ擁するアル・アハリ・サウジでプレーをしている。センターフォワードや左ウイングを主戦場としており、今シーズンはリーグ戦24試合に出場し2ゴール4アシストの成績を残している。
近年、クリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、欧州で活躍してきたスター選手が数多くサウジアラビアの地を踏んでいるが、それによって自国の有力選手が割を食う形となってしまっているのは直近の不安材料だろう。海外選手の後塵を拝し、ベンチウォーマーとなってしまう選手も多く、代表選手の試合勘の低下が懸念されている。
監督人事も少し心配な部分だ。2022年のワールドカップ(W杯)で監督を務めていたエルヴェ・ルナールを成績不振で解任すると、後任のロベルト・マンチーニもわずか18試合で見切りをつけてしまった。
マンチーニの次の監督はまたもルナールが務めることとなり、サウジアラビア代表がもつビジョンが不透明な状況となってしまっている。