8位：オーストラリア代表

【写真：Getty Images】

総市場価値：2375万ユーロ（約38億円）
最も市場価値の高い選手：エイデン・オニール（300万ユーロ/約4億8000万円）

　ランキング4位にはオーストラリア代表がランクインした。今季アルビレックス新潟に加入したジェイソン・ゲリアも招集されている同代表の総市場価値は2375万ユーロ（約38億円）となっているが、前回の総市場価値が3980万ユーロ（約63億6800万円）だったことを考えると、大幅に下落している。

主にディフェンス陣に怪我人が相次いでおり、パルマに所属する21歳のセンターバック、アレッサンドロ・チルカーティ（850万ユーロ/約13億6000万円）やレスター所属のハリー・サウター（800万ユーロ/約12億8000万円）などが不在で、このような大幅減少となってしまった。

　その中で最も市場価値が高い選手はエイデン・オニールだ。現在ベルギーのスタンダール・リエージュに所属する同選手は、キャプテンとしてボランチの一角でプレー。昨年3月に150万ユーロ（約2億4000万円）だった市場価値は、1年で300万ユーロ（約4億8000万円）まで上昇した。

　ワールドカップ26（W杯）アジア最終予選で日本代表と同グループのオーストラリアは、6試合で1勝4分となかなか勝ち点3を掴みきれない試合が続いている。しぶとくW杯出場権の2位を死守しているものの、まだまだ安心はできない。

　アジアの雄として日本としのぎを削ってきたオーストラリアだが、現在は大きく差をつけられたと言わざるを得ないだろう。