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32年目のJリーグが盛り上がりを見せている。30年を超えるリーグの歴史を紐解くと「常勝軍団」や「史上最強」といった称号を与えられたクラブが安定した成績を残してきた。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したJ1リーグにおける通算勝ち点を集計。期間を2005〜2024までの20シーズンに絞り込み、ランキング形式で紹介する。
4位:横浜F・マリノス
【写真:Getty Images】
試合数:766試合
通算成績:337勝193分236敗(得失点差:274)
通算勝ち点:1,204
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直近20シーズンにおいて安定した成績を収めて通算勝ち点を伸ばしたサンフレッチェ広島のようなクラブがあれば、ここ5、6年で急速に勝ち点獲得ペースを上げた横浜F・マリノスのようなクラブもある。通算勝ち点「1,204」を記録したトリコロール軍団は、J1リーグ通算勝ち点ランキングで4位にランクインした。
2003・2004シーズン、横浜FMは岡田武史監督の下で2年連続の年間王者に輝いた。しかし黄金期は長く続かず、その後は優勝争いの常連組から脱落。2005~2018シーズンまでの計14シーズン中、5位以下の順位でフィニッシュしたのは実に12回を数えた。
傷付いた名門を変えたのは2人のオーストラリア人指揮官。1人目は、2018年2月に新指揮官となったアンジェ・ポステコグルー監督だ。現在トッテナム(イングランド)を率いている名将は横浜FMに勝者のメンタリティーを植え付けると、就任2年目の2019シーズンにJ1制覇を達成。クラブに国内屈指の強豪としてのプライドを取り戻させた。
2人目は、ポステコグルーの後を引き継いだケヴィン・マスカット監督。2022シーズンにチームをJ1優勝に導いただけでなく、AFCチャンピオンズリーグ2023/24準優勝という好成績も残した。
彼らの存在なくして、横浜FMが勝ち点を大きく積み増すことはなかったかもしれない。なお、ポステコグルーから始まったオーストラリア人指揮官のバトンは、2024シーズン限りで退任した4人目のジョン・ハッチンソン監督で一旦途切れている。
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