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早くも嫌気? 一瞬でサウジを去った大物(5)今季終了後に争奪戦勃発!? 1年で欧州復帰を果した最強ドリブラー

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 現在サウジアラビアにはクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、カリム・ベンゼマやサディオ・マネら数々のスター選手がプレーしている。今冬にもアストン・ヴィラからジョン・デュランが移籍するなど、欧州からの中東挑戦が絶えない中で、短期間で欧州復帰を決断した選手もいる。今回は、2年以内に同国を去った選手を厳選して紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照

FW:アラン・サン=マクシマン(フランス)

アラン・サン=マクシマン
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年3月12日
在籍時期:2023年7月~2024年7月

 プレミアリーグ屈指のドリブラーとして名を馳せたアラン・サン=マクシマンは、わずか1年でサウジアラビアから欧州へと復帰を果たした。

 ニューカッスル・ユナイテッドで切れ味鋭いドリブルを武器にエースの1人として活躍していた同選手は、2023年夏に2700万ユーロ(約43.2億円)の移籍金でアル・アハリへと移籍。元マンチェスター・シティFWリヤド・マフレズとの強力ウインガーコンビでチームを牽引していた。

 しかし、サウジアラビア移籍から1年後の2024年夏に、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるフェネルバフチェへ期限付き移籍という形で欧州復帰を果たす。そのドリブルの破壊力は衰えておらず、今冬にはクヴィチャ・クワラツヘリアをパリ・サンジェルマンに放出したナポリが獲得に関心を示していると報じられた。

 サン=マクシマンを巡ってはフェネルバフチェが完全移籍で獲得する買い取りオプションを保持していないとされており、今季終了後に一度アル・アハリに復帰することが確実視されている。しかし、2026年夏までの契約を踏まえると、移籍市場に出る可能性が高く、今夏に多くのクラブの間で争奪戦となるかもしれない。

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【了】

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