フットボールチャンネル

「人間としての誠実さ」森保一監督、物損事故の対応をドイツメディアが称賛。伊藤洋輝らの「模範市民」

text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー日本代表 最新ニュース

森保一
【写真:Getty Images】

森保一監督、物損事故の対応をドイツメディアが称賛

 サッカー日本代表を率いる森保一監督が、誠実な行動で海外からも注目を集めているようだ。ドイツのバイエルン専門メディア『bavarian football works』は17日、物損事故が起こった際の森保監督の警察と相手側への対応を称賛している。

 日本サッカー協会(JFA)の広報担当者が13日に説明したところによると、森保監督は12日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16・2ndレグ、川崎フロンターレ対上海申花足球倶楽部を視察予定だったが、急遽キャンセルしていた。川崎Fの試合に向かう途中に首都高で物損事故に巻き込まれたという。

 森保監督が運転していた自家用車の左前方に相手側のトラックに接触したというが、「実際に自分(森保監督)の車を見てみると傷があったので、これはちゃんと報告をすべきという判断で警察に行き、目視でナンバープレートを把握していたので交番に行き相談をしました」とJFAの広報担当者は説明していた。幸い双方に怪我はなく、JFAは厳重注意を行った。

 ドライブレコーダーとともに警察に届けにいったことを同メディアは賛辞を送っている。「バイエルン・ミュンヘンのスターである伊藤洋輝の日本代表監督は模範市民だ」と題して「最近、高速道路でわずかな接触事故を起こしたが、相手が気づかないほどの軽微なものだったにもかかわらず、森保監督は自身で警察に報告し、相手を探して直接謝罪した。この対応は、指導者としても人としても誠実であることを示しており、多くの称賛を集めている」と述べた。

 また、「バイエルン所属の伊藤を含む日本代表選手たちは、このような監督を持つことを幸運に感じているだろう」と締め括った。

W杯最終予選をDMM×DAZNホーダイで観る


【関連記事】
サッカー日本代表 2025年の試合日程・放送予定一覧
【3月シリーズ】サッカー日本代表、W杯アジア最終予選の予想スタメン&フォーメーション
【最新順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選


【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!