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【写真：Getty Images】

リバプールが大暴れ！？

　リバプールは、2025年夏の移籍市場で巨額の投資を行う可能性があるようだ。アルネ・スロット監督の新体制でのタイトルが是が非でも欲しい現在、注目している選手とはいったい誰で、どれほどの資金を必要とするのか。スペインメディア『Fichajes.net』が現地時間17日に報じた。

　同メディアが挙げる3人のうち、1人目はアトレティコ・マドリードに所属するFWフリアン・アルバアレスだ。「アルゼンチン代表の24歳には1億5000万ユーロ（約240億円）の契約解除条項が設定されているが、それでもリバプールは彼の獲得のために喜んでその金額を支払うだろう。真のワールドクラスであり、複数の攻撃ポジションでプレー可能であるアルバレスは、スロット監督にとって理想的な選手と言える。彼の加入は、リバプールの攻撃陣に“革命”を起こすだろう」と、獲得を強く推奨している。

　2人目は、ライプツィヒに所属するMFシャビ・シモンズだ。同メディアは、「中盤も補強を検討しているポジションの一つだ。特にクオリティとダイナミズムを共存するシモンズのような選手は、近年層の薄さに悩むリバプールの中盤に、さらなる創造性をもたらすだろう。同選手は、7500万ユーロ（約120億円）程度で獲得できる可能性がある」と、具体的な必要資金を報じている。

　3人目は、インテルに所属するDFアレッサンドロ・バストーニだ。この選手については、「現在の市場価格が7500万ユーロ（約120億円）と見積もられるこのイタリア代表は、今後数十年のリバプールのディフェンスラインを支えるキーマンとして、白羽の矢が立っている。彼の堅固さとビルドアップ時の貢献は、スロット監督のスタイルに完璧にフィットするだろう」と、今季終了後の退団も取りざたされるDFフィルジル・ファン・ダイクの後継者として最適な人材だと伝えている。

　同メディアはさらに、「このように、リバプールはプレミアリーグとチャンピオンズリーグで再び王座に返り咲くために、全てのポジションを質の高い選手で補強したいと考えている。そして今夏3億ユーロ（約480億円）を投下し、3人の主力級選手を獲得する用意があるようだ」と、クラブの本気度を伝えている。