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リバプール、いつも同じメンバー?酷使されている選手も…
EFLカップ(カラバオ・カップ)決勝、リバプール対ニューカッスル・ユナイテッドの試合が現地時間16日に行われ、リバプールは1-2の敗戦を喫した。この結果、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に続いて2冠を逃し、アルネ・スロット監督の限界が見えたと英メディア『ディスイズ・アンフィールド』が報じている。
スロット監督はいつもの先発メンバーで試合に臨み、最後まで日本代表MF遠藤航を途中起用することはなかった。オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフは今季公式戦41試合に出場しており、事実上同選手に頼り切っている状況である。同メディアは「フラーフェンベルフは明らかに酷使されており、遠藤はパリ・サンジェルマン(PSG)との体力を消耗する2試合の間に行われたサウサンプトンとのホームゲームで先発出場の機会すら与えられなかった。もし、スロット監督がチームの選手たちをもっと信頼していたら、状況は変わるだろうか?」と疑問を投げかけている。
現在、リバプールはプレミアリーグで首位を独走しており、リーグ優勝をほぼ手中に収めている。しかし、来季に向けては、今年7月に契約満了予定のモハメド・サラーやトレント・アレクサンダー=アーノルド、フィルジル・ファン・ダイクが今夏にチームを去る可能性があり、さらに出場機会に恵まれていない遠藤やフェデリコ・キエーザ、ハーヴェイ・エリオットなども移籍するかもしれない。
それを踏まえ、同メディアは「つまり、スロット監督は就任1年目でリーグ優勝することがあっても、2年目にはほぼ新しいチームを率いることになる。さらに、マンチェスター・シティもチームの再編を進めており、拡大版クラブ・ワールドカップという異例の夏を迎える。そんな中、リバプールで大混乱が起きた場合、スロット監督は就任2年目で連覇を狙うチャンスを逃す恐れもある。リバプールの内部では、早急な意思決定が求められている」と指摘した。チーム全体に不確実性があるため、来季のリバプールは苦戦を強いられることもあり得るだろう。
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