フットボールチャンネル

「ゴールは彼から生まれた」ソシエダMF久保建英、同点弾演出の活躍に現地は高評価「ハーフタイム後によみがえった」

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英 最新ニュース

ソシエダの久保建英

【写真:Getty Images】

同点弾を演出した久保を高評価

 スペインのラ・リーガ第28節、ラージョ・バジェカーノ対レアル・ソシエダの試合が現地時間16日に行われ、2-2の引き分けに終わった。ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英は、この試合に先発フル出場している。2つのスペインメディアが、久保のパフォーマンスについて評価した。

 

 久保が定位置の右ウイングで3試合ぶりにスタメン出場を果たしたソシエダは、20分にコーナーキックの流れから、マルティン・スビメンディのゴールで先制に成功する。しかし、58分にラージョMFオスカル・トレホのゴールで追いつかれると、72分にはMFペドロ・ディアスのボックス外からの強烈なシュートで逆転を許してしまった。

 80分には久保が右サイドから仕掛けてゴール前に折り返すと、ラージョのGKが弾いたこぼれ球をFWアルカイツ・マリエスクレーナが押し込んでソシエダが同点に追いついた。その後スコアは動かず、試合は2-2の引き分けで終了している。

 『エル・デスマルケ』などは、同点弾を演出した久保について、「前半は試合にほとんど影響がなかったが、後半は、守備で奮闘。トレードマークとなるプレーで得点に近づいたものの、逆足で放ったシュートはゴールの枠から大きく外れてしまった。シュートを選択せずに味方を頼ることもできたはずだが、チャンスの少なかった試合で、自ら運を試すことを選んだ。それでも、同点ゴールは彼から生まれたもの。後半は調子を上げた」と述べつつ、チーム2位タイとなる「7」の高評価をつけた。

 一方で、『noticiasdeGipuzkoa』では及第点となる「6」だったものの、「前半はほとんど活躍できていなかったが、後半に蘇った。同点時に素晴らしいプレーを見せた」と、同点弾の起点となったシーンが高く評価されている。

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!