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【写真：Getty Images】

ハゴバ・アラサテ監督が浅野拓磨に言及

　サッカー日本代表FW浅野拓磨が所属するRCDマジョルカは現地時間15日、ラ・リーガ第28節でエスパニョールと対戦し、2-1で勝利を収めた。試合後、ハゴバ・アラサテ監督は、同点ゴールを記録した浅野について言及した。スペインメディア「FútbolFantasy」が、15日に伝えている。

　7位のマジョルカが、ホームに15位のエスパニョールを迎えた一戦。浅野は5試合連続でスタメン入りを果たした。試合は、アウェイチームが53分にオウンゴールから先制。1点を負う状況となったマジョルカだったが、63分に浅野が魅せる。

　セルジ・ダルデルが左サイドから右足で柔らかいクロスを供給すると、ボックス内に待ち受けていた浅野がダイビングヘッド。これが見事に決まり、ホームチームが試合を振り出しに戻す。その後も押し気味に試合を進めたマジョルカは、後半アディショナルタイムに獲得したPKをムリキが決めて、逆転に成功。リーグ戦4試合ぶりの勝ち点「3」を手にした。

　アラサテ監督は、ホームでの勝利を振り返り「シーズンの大半で浅野に頼ることができなかったのは事実だ。最初は怪我、そしてその後は100％の状態ではなかったからだ。しかし今、彼が我々にもたらしてくれているものを皆さんも見ているはずだ」と語り、「ゴールだけでなく、その鋭さも際立っているね。ゴールの場面でもそうだ。彼はスペースをうまく活用し、素晴らしいシュートを決めた。彼のおかげで試合を同点に持ち込むことができた。その結果、試合の流れがこちらに傾き、観客もさらに盛り上がったね」と浅野の重要性を説いている。