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Jリーグのクラブを支える胸スポンサー企業には、日本を代表する大企業が名を連ねている。その中で最も売上高が高いのはどの企業なのか。J1からJ3までのクラブを対象に、胸スポンサーの売上高ランキングの21〜25位を紹介する。意外なクラブのランクインや、スポンサーとの深い関係性にも注目だ。売上高は「マイナビ」を参照。
25位:カターレ富山
【写真:Getty Images】
胸スポンサー:YKK(金属製品)
売上高:3,793億円 (2023年度実績)
カターレ富山の胸スポンサーは、ファスナーやアルミサッシで知られるYKKで、2023年度の売上は3,793億円となっている。
カターレ富山の前身は、1962年に創部されたYKKのサッカー部。2008年にカターレ富山がJリーグ参入を表明した際、北陸電力とともにメインスポンサーとなり、2017年まで一貫して胸スポンサーを務めた。
その後、2018年から2022年は胸ではなく鎖骨部にロゴを掲出していたが、2023年以降は再び胸スポンサーに戻っている。
カターレ富山とYKKはスポンサー活動の一環として、様々な取り組みを行っている。昨年7月のJ3第23節・AC長野パルセイロ戦では「YKK APスペシャルマッチ」として来場者へのプレゼント企画を実施した。
Jリーグは2026年から秋春制に移行することが決まっている。特に降雪地域クラブへの影響が懸念材料だが、YKKの持つ断熱技術や製品がスタジアムの快適性に寄与する可能性がある。秋春制移行後のスタジアム運営における寒冷対策やエネルギー効率化において、重要な役割を果たすことが期待される。