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Jリーグ 6日前

高いのは? Jリーグ、胸スポンサー企業の売上高ランキング26〜30位。J1屈指のクラブに育てた企業も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

27位:V・ファーレン長崎

長崎

【写真:Getty Images】

胸スポンサー:ジャパネットホールディングス(小売業)
売上高:2,621億円(2023年12月期)

 V・ファーレン長崎の胸スポンサーを務めるのは、通販大手「ジャパネットたかた」などを傘下に持つジャパネットホールディングスで、2023年12月期の売上高は2,621億円だ。

 本社を長崎県佐世保市に構えるジャパネットは、2009シーズンからV・ファーレン長崎の胸スポンサーとなった。2017年、クラブが経営危機に陥った際にはジャパネットが全株式を取得して子会社化。現在はジャパネットグループの一員となり、単なるスポンサー以上の関係を築いている。

 2024年10月に開業した複合商業施設「長崎スタジアムシティ」は、ジャパネット主導のプロジェクトであり、施設内の「PEACE STADIUM Connected by SoftBank(ピースタ)」はV・ファーレン長崎のホームスタジアムとして使用されている。

 ピッチと観客席の距離が近く、ホテルも併設されたピースタは多くのファンを呼び込んでいる。2025シーズンJ2開幕戦のロアッソ熊本戦では19,248人が来場し、第3節のジュビロ磐田戦も15,083人の観客を記録した。

 最新技術が詰まった満員のスタジアムで試合を観戦する現在の光景は、経営危機時のファンには想像できなかっただろう。ジャパネットの支援が、クラブを大きく変えたことは間違いない。

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