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最も高値で売れたのは? Jリーグ、最高売却額ランキング2位。9億超え! 日本で大暴れしたFW

text by 編集部 photo by Getty Images

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 Jリーグではこれまで数多くの名選手たちが活躍してきた。そこでのパフォーマンスが評価され、高額な移籍金を残して新天地に旅立つ選手も珍しくない。今回は、Jリーグのクラブが売却した選手の中から、移籍金が特に高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は、同サイトの表示順に準拠。

2位:ダヴィ

元北海道コンサドーレ札幌所属FWダヴィ
【写真:Getty Images】

生年月日:1984年3月10日
移籍先:名古屋グランパス→ウム・サラルSC(カタール)
移籍日:2009年7月1日
移籍金:570万ユーロ(約9.1億円)

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 北海道コンサドーレ札幌や鹿島アントラーズで活躍したブラジル人FWダヴィがカタールのクラブに移籍する際、多額の移籍金が支払われている。そのときの金額が、このランキングで2位に入った。

 2007年1月、ECヴィトーリアからJ2を戦っていたコンサドーレ札幌(現:北海道コンサドーレ札幌)に加入。初年度からリーグ戦39試合に出場して17ゴールと、チームをけん引する活躍を見せ、翌シーズンからのJ1昇格に大きく貢献した。

 札幌は1年で降格してしまったが、ダヴィ個人は2008シーズンも出色のクオリティを示し、J1の26試合で16ゴールをあげている。なお、この成績は同シーズンの得点ランキング2位の記録だ。

 翌2009シーズンからは名古屋グランパスに移籍すると、ここでも結果を出す。リーグ第17節の時点で10ゴールをあげ、ストライカーとしての実力を遺憾なく発揮した。

 するとカタールのウム・サラルSCからオファーが届き、完全移籍が成立。570万ユーロ(約9.1億円)が名古屋に支払われた。売却益で考えても、名古屋が札幌から引き抜きに費やしたのは230万ユーロ(約3.7億円)であることから、利益も多く発生したことが窺える。

 名古屋にとっては良い取引だったが、カタールでのダヴィは給料未払いなど様々な事情に悩まされ、約1年半で中国スーパーリーグの北京国安にレンタル移籍。その後にヴァンフォーレ甲府へローンで加入し、日本復帰を果たした。

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【了】

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