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異例の空港対応で堂安律が伝えたかったこと。「一気に遮断してしまおうと」サッカー日本代表の「W杯優勝を掲げることで…」

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サッカー日本代表MF堂安律
【写真:編集部】

サッカー日本代表MF堂安律が空港で取材対応

 サッカー日本代表MF堂安律は16日、羽田空港で取材に応じた。勝てばFIFAワールドカップ出場が決まる20日の同最終予選・バーレーン代表戦を前に、「ワールドカップ優勝を目指しているチームなんだというのを、皆さんに見てもらえるように」と、日本代表が掲げる目標を強調した。

 

 AFCアジアカップや五輪等のビッグトーナメントの帰国時を除けば、近年は帰国時の空港で選手が取材対応するのは稀。直前に決定した今回の取材対応は異例とも言えることだった。それでも、活動を始める前に、堂安はメディアを通じてあえて伝えたいことがあったという。

「選手なのでどうしてもあと一戦で決まるのが片隅に出てきちゃうんですよね。それは仕方ないので、それを一気に遮断してしまおうと。先頭に立ってメディアの前でワールドカップ優勝宣言を掲げることが自分自身を引き締めることにもなる」

 前回のFIFAワールドカップ最終予選で日本代表がワールドカップ出場を決めた瞬間、堂安はテレビの前にいた。今回は予選を通して主力としてプレーしており、立場的にもチームを引っ張っていく覚悟が垣間見える。

 その裏には、フライブルクでの好調ぶりも透けて見える。堂安も代表とチームは別物だと言うが、今季はリーグ戦で8得点5アシストを記録し、直近のマインツ戦でもアシストをマークしている。

「やっぱり数字が残っていると余裕もできますし、(今まで)焦ってシュートと打っていたものが(最近は)回り見ながらできる。そういう意味ではアシストがついてきているのも要因だと思いますし、シュートだけじゃなく、今までアシストが少ななかったんですけど、そういうのも成長の表れかなと思います」

(取材・文:加藤健一)

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【了】

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