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藤野あおばがスーパーゴール!
FA女子リーグカップ決勝、チェルシーFCウィメン対マンチェスター・シティWFCが現地時間15日に行われた。試合は、チェルシーが2-1の勝利を収めて優勝となった。この試合では、シティに所属するなでしこジャパン(日本女子代表)MF藤野あおばがスーパーゴールを決めた。
シティでは、長谷川唯、藤野、山下杏也加がスタメン出場を果たし、チェルシーでは浜野まいかが途中出場となり、なでしこジャパン対決が実現した。なお、シティMF大山愛笑は出番なしに終わっている。シティとチェルシーの好カードはここから4連戦。決勝戦のあと、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)準々決勝1stレグ、リーグ戦、UWCLの2ndレグと続く。
試合は開始8分、ローレン・ジェームズのスルーパスに反応したマイラ・ラミレスが山下との1対1でシュートを放つも、ここはなでしこジャパン守護神がセーブ。しかし、不運にもシティDFライア・アレクサンドリにボールが当たってしまい、ラミレスがこぼれ球を押し込んでチェルシーが先制となった。
その後チェルシーがチャンスを作っていくが、シティも徐々に流れを掴んでいく。前半はチェルシーリードで折り返すも、64分に藤野が衝撃のゴールを決める。右サイドでボールを受けた藤野はカディジャ・ショーへ縦パスを送る。リターンを受けた藤野はドリブルでペナルティエリア右へ運んでいく。最後は右足を振り抜くと、強烈なボールがゴールに突き刺さった。
独走ドリブルからのスーパーゴールが決まった。怪我明けの藤野だったが、この日は前半からエンジン全開。途中交代となるも、強烈なインパクトを残すワールドクラス級のプレーで同点ゴールを奪って見せた。このゴールで同点とするも、77分に右サイドからのクロスに反応した長谷川が足を出してクリアしようとするも、不運にもボールはゴールへ決まってしまう。結局、チェルシーが2-1でシティとの4連戦初戦を制した。