レアル・マドリード最新ニュース
まさかのPK戦でVAR介入
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ラウンド16の2ndレグ、アトレティコ・マドリード対レアル・マドリードの試合が現地時間12日に行われ、レアルはPK戦の末に準々決勝進出を果たした。ただ、PK戦で物議を醸す出来事があったと、英メディア『スポーツバイブル』が報じている。
レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、ヴィニシウス・ジュニオールやキリアン・エムバペ、ジュード・ベリンガムなどを先発起用。1分にアトレティコのコナー・ギャラガーにゴールを決められ、試合開始早々にレアルは追いかける展開となった。70分に同点のチャンスが訪れたものの、ヴィニシウスがPKを失敗してしまう。2戦合計2-2で延長戦に突入するが、ここでも決着つかずにPK戦へ。そして、PK戦の末にレアルがベスト8進出を果たした。
問題のシーンは、このPK戦で発生した。アトレティコのフリアン・アルバレスがPKを蹴る際に足を滑らせてしまう。それでも蹴ることには成功し、ボールはゴールに吸い込まれた。しかし、ここでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、アルバレスがボールに2度触ったとするダブルタッチの判定で反則による失敗となっている。この判定が物議を醸しており、同メディアによると、ファンは「どうしてアルバレスはペナルティキックをやり直せないんだ?あれはスリップだったし、故意とは到底言えない。ゴールキーパーがラインから外れた場合、ペナルティキックはやり直されるんだぞ?」や、「リプレイを確認したが、なぜ蹴り直しが許されなかったのか理解できない」といった反応を示したという。
また、英メディア『TNTスポーツ』に出演したスティーブ・マクマナマン氏は「時にはベストなチームが勝てないこともあるし、突破するには運が必要なこともある。今夜のレアルには、まさにその運が味方した。アルバレスのスリップ、不規則なキックによるPKの取り消し、そして最後のキックを決めたアントニオ・リュディガー。本当に驚きだ。彼らはギリギリで逃げ切った。アトレティコがアンダードッグだと感じるのも無理はない。全力を尽くしたのに敗退してしまったんだからね」と語っている。
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