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【写真：Getty Images】

アーセナルが準々決勝進出を決める

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）ノックアウトフェーズ・ラウンド16の2ndレグ4試合が現地時間12日に行われた。1stレグを2-1で勝利したレアル・マドリードは敵地でアトレティコ・マドリードと対戦した。アーセナルはホームにPSVを迎えた。

　レアル・マドリードは開始27秒でアトレティコ・マドリードのコナー・キャラガーに先制点を決められる。70分、ヴィニシウス・ジュニオールがPKを失敗し同点とはならない。その後両チームに得点は生まれず、合計スコア2-2で試合は延長戦に突入した。延長戦でも両者譲らず、試合の結果はPK戦に委ねられた。PK戦では2番手キッカーのフリアン・アルバレスのキックがVARの結果、失敗判定となるなどで4-2でレアル・マドリードがPK戦を制した。

　1stレグを7-1で大勝したアーセナルは6分、オレクサンドル・ジンチェンコのゴールで先制に成功する。18分にPSVのイヴァン・ペリシッチに同点ゴールを許すも37分にデクラン・ライスにゴールが生まれる。アーセナルは70分に再び失点し、2-2でPSVと引き分けた。合計スコア9-3で準々決勝に駒を進めた。冨安健洋は怪我の影響でベンチ入りしなかった。

　アストン・ヴィラはホームにクラブ・ブルッヘを迎えた。16分、裏に抜け出したマーカス・ラッシュフォードが後ろから倒されて、カイリアニ・サブが一発退場となる。数的有利のアストン・ヴィラは50分、マルコ・アセンシオが先制点を決める。57分にはイアン・マートンが追加点をあげて、61分には再びアセンシオがゴールを決める。試合はそのまま終了して3-0でアストン・ヴィラが勝利した。

　1stレグを1-1の引き分けで終えたドルトムントは敵地でリールと対戦した。開始5分に失点するも、54分にエムレ・ジャンがPKを決めて同点に追いつく。さらに65分にはマクシリミアン・バイアーが勝ち越しゴールを決めてドルトムントが2-1で勝利し、準々決勝進出を決めた。