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川崎フロンターレの崩しが凄い
川崎フロンターレは12日、アジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ノックアウトステージラウンド16の第2戦で上海申花とホームで対戦。4-0で快勝し、2戦合計4-1でラウンド8進出を決めた。この試合で伊藤達哉が奪ったチームの3点目となるゴールは、フロンターレらしい崩しから生まれた得点だった。
敵地での第1戦を0-1で落としていたフロンターレは、24分に佐々木旭の見事な左足でのシュートで先制すると、64分には佐々木のアーリークロスをエリソンが流し込んで、大きな追加点を奪う。そして4分後には、伊藤にもゴールが生まれる。
左サイドタッチライン際の高い位置でボールを持ったマルシ―ニョは、サポートにきた大島僚太にボールを預ける。このパスを受けた背番号「10」は、やわらかなアウトサイドでスペースへパス。これを脇坂泰斗がスルーすると、 パスを預けてからスプリントしていたマルシーニョがボールを受けて深い位置まで侵入して折り返す。これを伊藤が左足で流し込んで、移籍後初ゴールをゲット。フロンターレらしい連係と細かなパスワークで完全に崩した美しいゴールだった。
3点にリードを広げたフロンターレは、後半アディショナルタイムにマルシーニョが得点を加え、4-0の快勝。ホームで内容も伴った完璧な試合運びで、フロンターレはラウンド8進出を決めている。