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FC町田ゼルビアは15日、ホーム町田GIONスタジアムにアルビレックス新潟を迎える。今季、町田に加入した前寛之は開幕から5試合すべてにフル出場している。新加入のダイナモの視界には、町田のサッカーはどのように映っているのだろうか。(取材・文:加藤健一)
【単独インタビュー/取材日:3月6日】
「“もがいている”ときが、ここに来て良かったなと思える瞬間でもある」
Jリーグ通算280試合とコツコツと実績を積み上げ、その地位を築き上げてきた前寛之は、30歳という節目を新天地で迎えることに決めた。
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「新しい環境にチャレンジしたいなと思っていたところに、FC町田ゼルビアからオファーが来ました。さらに、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)も今年はある。この2つの理由で気持ちが傾きました」
5年間在籍したアビスパ福岡ではキャプテンも務め、初年度にJ1昇格、2023シーズンにはYBCルヴァンカップ制覇へとチームを導いた。福岡も堅守を武器にするチームだったが、町田はさらに「ゼロへのこだわりが強い」と感じたという。
「今までやってきたプレースタイルよりも、より攻守においてインテンシティの高さを出さないといけない局面も多く、運動量を求められていると思います」
5節までを消化した明治安田J1リーグで、前はフルタイム出場をしている。「前年にあれだけ結果を残したチームで、既存の選手たちがいる中で挑戦するので、僕は下から徐々にでもやっていかないといけないと思っていた」と話していたが、開幕からその高い要求に応え続けている。
「いろんなものを吸収したい」という思いで加入した町田でチームメイトの凄さも間近で感じている。