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Jリーグ 16時間前

このままだとヤバイ…。J1開幕ガッカリクラブ6選。前評判を下回ってしまったクラブは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ヴィッセル神戸(17位)

吉田孝行
【写真:Getty Images】

監督:吉田孝行
成績:4試合0勝3分1敗(勝ち点3)

 今季のJリーグで、いまだ未勝利のチームは4つある。そのなかに昨季王者のヴィッセル神戸があるというのは悪い意味でのサプライズだ。

 神戸は開幕4試合を終えて17位と低迷。ホームで迎えた第1節の浦和レッズ戦を0-0、第2節の名古屋グランパス戦を2-2、第3節の京都サンガF.C.戦を1-1と3試合連続ドロー発進となった。

 このような状況を生んだ要因の一つには、負傷者が続出していることが挙げられる。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)にも出場するチームは過密日程を戦っているなかで主力に離脱者が続出。チームは野戦病院と化し、ベストメンバーで試合に臨むことが難しくなった。

 実際に、第4節のアビスパ福岡戦(1-2)では武藤嘉紀をはじめとする一部の主力選手がベンチ外に。過密日程による疲労を考慮してか、エースの大迫勇也や守備の要であるマテウス・トゥーレルなどはベンチスタートとなった。

 試合は前半終盤に相手にゴール(注:公式記録ではオウンゴールとなった)を奪われるという苦しい展開。後半から大迫ら主力選手を続々と投入し、さらに福岡が退場者を出したことで数的優位な時間帯が生まれたが、ホームチームは最後までゴールネットを揺らせず。0-1で敗れた。

 他のチームよりも1試合消化が少ないものの、昨季王者が降格圏近くまで順位を落としていることは大きな不安である。苦しい台所事情のなかでJリーグとACLEの両方にバランスよく注力することは至難の業だが、神戸はリーグ戦で持ち直すことができるだろうか。

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