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Jリーグ 16時間前

このままだとヤバイ…。J1開幕ガッカリクラブ6選。前評判を下回ってしまったクラブは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

横浜F・マリノス(15位)

スティーブ・ホーランド
【写真:Getty Images】

監督:スティーブ・ホーランド
成績:4試合0勝3分1敗(勝ち点3)

 横浜F・マリノスは現在18位という成績が示す通り、リーグ戦ではなかなか結果が出ていない。

 マリノスは今季、新たな指揮官としてスティーブ・ホーランドを招へい。同氏はJリーグの監督は未経験ではあるものの、かつてガレス・サウスゲート前イングランド代表監督の右腕として活躍した人物であり、新監督によってマリノスがどのようなチームになるのか注目されていた。

 しかし、いざ蓋を開けてみると開幕4試合の結果は3分1敗。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)との「二足の草鞋」による過密日程の影響があるとはいえ、チームには決定力が不足しゴールが遠い試合が続いている。

 昨季リーグ戦における総得点数はリーグ3位となる61ゴール、一方の今季はリーグワースト2位の2ゴールにとどまっている。一昨季、昨季と2季連続得点王に輝いたアンデルソン・ロペスらを擁する攻撃陣の連係にはまだまだ課題が残る状況だ。

 早くもJ2降格圏に沈むという苦しい状況ではあるが、チームは決して悪い方向にだけ進んでいるわけではない。

 低調な攻撃に対して、守備はホーランド監督の下で改善傾向にある印象だ。

 マリノスは今オフに上島拓巳や畠中槙之輔ら主力ディフェンダーが相次いで退団し、最終ラインが刷新。昨季J1残留を果たした17チームのなかで最多の62失点を喫したという事実もあって、今季は守備面が不安視されていたが、予想に反してここまで3失点と堅守を誇っている。

 守備が堅いチームは弱くはならない。決して簡単なことではないが、攻撃の形さえ見つけることができれば事態は好転するのではないだろうか。チームは苦しみながらも1歩ずつ着実に進んでいる。

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