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Jリーグ 16時間前

このままだとヤバイ…。J1開幕ガッカリクラブ6選。前評判を下回ってしまったクラブは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

アルビレックス新潟(19位)

樹森大介
【写真:Getty Images】

監督:樹森大介
成績:5試合0勝3分2敗(勝ち点3)

 アルビレックス新潟は、開幕5試合を終えて19位に沈んでいる。
 
 その試合内容は順位ほど悪くは見えないが、結果がついてこない印象だ。第1節の横浜F・マリノス戦(1-1)で引き分けると、第2節の清水エスパルス戦(0-2)と第3節の鹿島アントラーズ戦(1-2)ではともに2失点を許し連敗。第4節のセレッソ大阪戦(2-2)と第5節の東京ヴェルディ戦(2-2)では複数得点を奪ったものの、勝ちきれなかった。

 これにより5試合未勝利となり、降格圏に沈んでいる。失点数は最下位の名古屋グランパスに次いで、リーグワースト2位タイとなる「9」を記録している。

 前述した通り、試合内容は決して悪くない。にもかかわらず、新潟が勝利から遠ざかっている最大の要因は「リードしてからの試合運び」にある。

 ここまで3試合で引き分けとなっているが、その全てで新潟がリードしている時間帯があると同時に、その全てで75分以降にゴールネットを揺らされてしまっている。優位に立ってから試合をコントロールし、クローズさせるだけの守備力が不足している印象だ。であれば、リスクを冒してでも貪欲に追加点を狙いにいく姿勢が現状の新潟には必要かもしれない。

 どんなチーム、どんな状況であれ、リードしていたのにも関わらず追いつかれてドローとなる試合はサポーターを失望させる。第3節、第4節と大勢の観客から後押しを受けたホーム2連戦で勝利をあげられなかったことはあまりに痛い。

 新潟は消化不良の試合が続くこの状況を、1日でもはやくストップさせなければならない。このまま勝ち点が伸び悩むとその先に待つのはJ2降格。特効薬は勝ち点1ではなく3である。

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