「邪念がない」湘南ベルマーレの強さを裏付ける空気
【写真：Getty Images】
「アウェイだろうが、自分たちの順位がどうだろうが、相手の順位がどうとか、相手の形がどうかという前に、自分たちにできることの徹底というものを選手には求めています」
「その中で、準備のところから戦術のところに入るのがスムーズになったのかなと思いますし、もちろん勝っていたり、負けてないことの自信というものには大きく影響を受けていると思います」
「そこのマインドのところでは1試合1試合、もちろん負けてないので、特に勝った後はそうだとは思うんですけれども、ホッとしたいところもあるし、次の週の練習からもその邪念がないというのは一つ大きなところだと思います。反省すべき点のところも、全員が向き合うということに関しては、一つ上のレベルになったのかなというふうにはすごく感じています」
シーズンはまだ始まったばかりであり、大きな予想をするには時期尚早だ。しかし、昨シーズンのFC町田ゼルビアのように、意外なチームがJ1の上位争いに食い込むことは決して不可能ではない。特に、開幕からポジティブな結果を積み上げていけば、それが自信となり、勢いに乗ることもできる。
上福元は、チームが自分たちの課題としっかり向き合ってきたからこそ、今の結果があると考えている。しかし、それが当たり前だと思い込めば、結果は続かないとも警鐘を鳴らした。
