去年感じた大きな差は…
「去年の最終節に神戸と対戦して差をすごく感じました。いまは少しかもしれないですけどその差を縮められているんじゃないかというところもある。自分たちの守備の切り替えだったり強度だったりを、今日の試合よりもう1個上げられれば、また勝ち点を積み上げられるのではないかなと思います」
GKの上福元直人もまた、昨年12月のネーヴァースタジアム(神戸の本拠地)での敗戦は苦い記憶として残っているが、その経験が今シーズンの好調なスタートにつながっていると感じている。
「去年の最終戦でやられた経験が今に活きている。それがピッチに出ているという事実がある」
「今、みんなで協力してプレーできているというところがうちの良さであり、そこが存分に発揮できているというポジティブなシーンが多いと思う」
日曜日の神戸戦に勝てば、湘南の好調が単なる偶然ではないことを証明できるのではないか、という問いに対して、上福元は試合ごとにやるべきことは変わらないとしつつも、しっかりと準備をして臨みたいと語った。
「1試合1試合、自分たちがやるべきことは変わらないですけど、そういった部分でしっかりとパフォーマンスをできるように準備していきたいと思っていますし、それができればチームにとっての大きな自信につながってくると思うので、そういう部分をしっかりと」
山口監督は、湘南が開幕から無敗を続けられている理由について、基本的なプレーを徹底することにあると考えている。