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ジョン・デュランが結果を残す

　アジア・チャンピオンズリーグ・エリート（ACLE）ラウンド16第2戦、サウジアラビアのアル・ナスルとイランのエステグラルの一戦が、10日に行われた。試合は、ホームのアル・ナスルが3-0で勝利を収めた。試合後、アル・ナスルのFWジョン・デュランがベスト8進出を決めた一戦を振り返った。AFC公式サイトが11日に伝えている。

　第1戦はスコアレスドローで終わっていた両者の一戦。ホームのアル・ナスルのスタメンには、クリスティアーノ・ロナウドやサディオ・マネ、マルセロ・ブロゾビッチ、そして今冬のマーケットでアストン・ビラから加わったデュランらが名を連ねた。

　試合は、9分にエステグラルのGKホセイン・ホセイニのキックミスを拾ったデュランが技ありのゴールを奪い、ホームチームが先制する。さらに27分にはC・ロナウドがPKを決めて、リードを2点に広げる。そして、前半アディショナルタイムにエステグラルのMFメヘラン・アフマディが2枚目の警告を受けて退場に。数的優位な状況となったホームチームは、84分に再びデュランがネットを揺らし、3-0の快勝。ベスト8進出を決めた。

　冬の新戦力として2ゴールを奪った21歳のコロンビア代表FWは「結果には満足している。今日はいいプレーができた。一歩ずつ改善し、成長していくつもりだ」と語り、「第1戦と第2戦では何も変わっていない。変わったのはゴールを決めたことだ」と試合を振り返った。

　続けて「私がイングランドにいた頃と今いるサウジアラビアでは何も状況は変わらない。ここには素晴らしい選手がいて、どの試合も難しい。ここのリーグ（サウジ・プロフェッショナルリーグ）は難しく、そして美しいんだ」と最高峰のプレミアリーグからサウジアラビアに活躍の場を移したものの、高いレベルでのプレーを継続できていることを強調した。

　なお、ACLEの準々決勝以降は、サウジアラビアでのセントラル開催。準々決勝は東西対決となることがすでに決まっており、Jリーグ勢の横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、ヴィッセル神戸の3クラブがラウンド16を突破すれば、アル・ナスルと対戦する可能性も。組み合わせは17日に決定する。