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【写真：Getty Images】

メイヌーがまさかのチェルシー行き！？

　チェルシーは、今夏の移籍市場で、マンチェスター・ユナイテッドに所属するMFコビー・メイヌーを獲得する可能性があるようだ。今後10年以上に渡ってイングランド代表とユナイテッドの未来を担うと思われていた19歳の至宝に、なにが起こっているのだろうか。イギリスメディア『CaughtOffside』が現地時間10日に報じた。

　同メディアは、「メイヌーは契約更新を巡ってクラブと交渉中だが、現時点で両者の条件は合意に至っていない。過去2シーズンに渡って急成長を遂げたにも関わらず、彼の週給はわずか2万ポンド（約380万円）となっており、代理人は週給18万ポンド（約3420万円）程度への大幅な昇給を求めている。しかし、特にファイナンシャル・フェアプレーの規制が迫るユナイテッド側にとっては簡単に飲むことができるものではなく、メイヌーの引き留めへの努力を複雑にしている」と、昇給問題が原因で去就が不透明になっていることを伝えている。

　またあくまでメイヌー本人の移籍先の希望はスペインかイタリアであるものの、「チェルシーは、メイヌーこそがチームにクオリティとバランスを加えることができる選手だとみなしている。彼の賃金要求は、チェルシーの給与体系ではMFコール・パーマーと並ぶことになるため、移籍交渉は一筋縄でいかないだろう。しかしユナイテッドは、7500万ポンド（約143億円）と評価されるイングランド代表MFに適切なオファーがあれば、現金化する可能性もあるのだ」と、チェルシー移籍の可能性を報じている。果たして同国ライバルへの移籍が実現するのだろうか。