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塩貝健人がヘディング弾
小川航基、佐野航大、塩貝健人の日本人3選手が所属するNECナイメヘンは現地時間9日、エールディヴィジ(オランダ1部)第25節でゴー・アヘッド・イーグルスと対戦し、2-3で敗れた。ホームで敗戦を喫した一戦で、塩貝は途中出場から今季公式戦3点目となるゴールを奪っている。
リーグ戦5試合勝利から遠ざかっている13位のNECが、9位ゴー・アヘッドをホームに迎えた。苦しいチーム状況の中、小川航基はコンディション不良によりベンチ外、そして佐野は中足骨の骨折から復帰に向けて依然としてリハビリ中。日本人3選手の中で唯一メンバー入りした塩貝はベンチスタートとなった。
試合はゴー・アヘッドが41分に先制すると、NECは50分にラッセ・シェーネが2枚目の警告を受けて退場に。そして65分には追加点を奪われ、リードを2点に広げられる。それでも69分に1点を返したが、75分に3点目を奪われて、1-3に。敗戦が濃厚となった中、68分からピッチに立っていた19歳の日本人ストライカーが後半アディショナルタイムに魅せる。
ボックス内でポジションをとっていた塩貝は、左からのクロスをニアサイドで頭で合わせて、見事にゴール右隅に流し込んだ。巧みな動き出しで相手DFの前に入ったことに加え、合わせ方の難しいボールだったが、限られた時間でしっかりと結果を残した。ホームチームは、背番号「9」の得点で1点差に迫ったものの、NECの反撃はここまで。2-3で敗れ、リーグ戦6試合勝利なしとなった。